おぉ、窓の端に氷が付いている。 まあ外気はマイナス50～６０℃だもんね。
	よーく見ると。 窓の際にある氷の向こうに、氷の張った海が見えるような気がする。
うん、確かに氷が張っている。 こういうのを生で見るのは初めてだ。
	飛んでいる場所は、北極海上空ね。
これは感動だ。 氷海を見る初体験だからだ。 ちょっとしたことなのだけれど、「生きていて良かった・と思える。」
	モニター越しに見ると色合いが違うが、その様子はよく見ることができる。
	割れ目があるところは、まだ凍っていないのだろうか。これだけの上空だから結構な広さがあるのだろう。
何とも、自然というのは素適なものである。 (このような形で出会えた時だが)
	陽が指してきた。 虹色が綺麗だ。
この数枚は北極海の表情ね。
	一番大きな白い島が「ユリーガ」というらしい。 名前がロシアチックだがカナダ領だ。
この辺だとどれくらい氷は厚いのだろう。
	一番大きい白いのが、「グリーンランド」ね。 「ホワイトランド」じゃないんだ。
グリーンランドの一部上空を通るのね。
	氷海ってただ白いのではなくて、様々な表情がある。雲と一緒で同じものは二度と見ることはできないのだろうな。
さて、これはグリーンランドか？
	確かに陸地だ。 山かな。
雲の上に山が出ているのでなくて、氷の上に出ているね。
	氷の上に浮いている山という感じだが、その上にまた雪が積もっている感じだ。
エルズミーア島の横を通り、グリーンランドの上にさしかかる。うえの写真はエルズミーア島だな
	ピントがうまく合わないなぁ。
海の様子だ。こんな凍り方を見たのは初めてだ。 極寒の状態が長く続く環境だとこうなるのか・・・