ビンゲンへ

 さて、進行方向とは逆に向いて座っているゆきたんくである。そしてしばらくは進行方向右側窓からの窓観光に集中することになるのだ。

 反対側の座席に薄着の若いお姉さまが乗ってきたのである。カメラを向ける訳にはいかないからだ(涙)

 建物は落ち着いた色合いで、特に高い建築物もなく、それが精神を落ち着かせてくれる。
 牧歌的かと思うと、人家があり、工業の香りもさせる風景である。

 どれもが淡い色合いで目に優しい感じがする。 
 ライン川が見えてきた。
 初ライン川(笑)
 S氏がフランクフルトからケルンに高速鉄道でいくのが初めてならば、ライン川が見えた方が良いでしょう。と切符の予約を取ってくれた。
 ライン川を辿れば、かつての西ドイツの首都でヴェートーベンの生地「ボン」、そして今回のお目当てのケルンにつながる。
 「ライン川」に初めてお目にかかったのは、原色学習図解百科。
その9巻に「楽しい音楽鑑賞」があった。
6枚のEPレコードが付いていて、その1枚目にシューマンの「トロイメライ」があった。
そのライナーを読んでいる時に「シューマンが投身したライン橋」という挿入画があったことからライン川知ることになった。投身という暗い事実があっても、その挿入画(当時のエッチング)が綺麗だったことからライン川を一回は見てみたいと思うようになった。
 これが、小学生の頃みていた本にあった挿入画。
こんな場所に行ってみたいと思いを馳せるきっかけとなった。
ただ、ここにあるライン橋というのが見つからない。

これから向かうケルンの北、デュッセルドルフで投身したという。
現在デュツセルドルフには鉄道を合わせると7本の橋が架かっている。
このなかにライン橋というのはなかった。「ラインクニー橋」という似た名前の橋はあるが、エッチングが1800年代の作品ということを考えると、その風景をググッて見つけるということも難しいだろう。
デュッセルドルフに知り合いがいて、遊びにおいでというので、その時に聞いてみようと思う。
 アススマンスハウゼンという町の辺り。
 ヨーロッパというと、この白と黒を組み合わせた木造家屋が建っている。

 ゆきたんくはそういうのや、ライムストーンの家が好みだ。