雨が降ってきた。 　とても激しい雨で先が見えない。 　スコットランドでは日本の雨傘は役に立たないとアナンの項で書いたが、それがよく分かる。
一旦雨は止んだが、道路への水たまりが渇くような天気にはならない。 これから向かうエジンバラでは天気はもつのだろうか。 時折雲の間から見える青空に期待を込めて写真を撮るゆきたんくであった。 運転手のＳ氏の苦労が感じられてないけしからん奴である。
空が明るくなってきた。 　道路も渇いてきた。 　沿道の牛たちを見て、ホンワカしているゆきたんくである。 　Ｓ氏は必至に運転してくれているのに・・・
レスハマコウ、カークミュアフィルといった聞いたことがないような町を通過している。 州でいうと、南ランカシャー州だ。 もう少し走ったところで、М道路からＡ道路に降り、エジンバラを目指す。
空は明るくなったり暗くなったりを繰り返している。 もっとも周囲は丘陵が多く、山の天気に近いのかもしれない。 さあ、エジンバラ城まであと１時間。