ロイヤル・アルバート・ホール

 ロイヤル・アルバートホールの手前にあったヨーロッパ最大規模の地理学研究学会の建物。

 ロイヤル・ジオグラフィカル・ソサエティー
1830年の設立以来、世界規模で地理学を研究しているという
 ここを初めて知ったのは密室ミュージシャンのMikeOldfieldがコンサートを開いた所と聞いたからだ。8000人を収容することのできる円形劇場である。主にクラシカル・ミュージックが演奏されるそうである。クラシカルと書いたが、イギリスではクラシックでは通じないんだとか。
 ロイヤル・アルバート・ホール北口の道路を挟んだ向かい側ケンジントン・ガーデンズの南はしにあるロイヤル・アルバート公記念碑である。写真中央の金色に輝く像がアルバート公で、この方はヴィクトリア女王の夫である。この記念碑は女王がアルバート公を偲んで造ったそうで、時の首相グラッドストンと予算について激しくやりやったそうである。
 北側の入り口である。この時正面にあたる南側は工事中で近づけなかったのである。中をのぞいてみたが、余計な装飾は一切なし。劇場そのものが装飾の極地ともいえると思う。実際建物上部には大英博物館の古代近東のレリーフで見たような絵が施されているのである。
 ホールの東口から、ケンジントン公園方面を見たところだ。
 アルバート候の記念碑が建っている。
 ホールの東側から見たところである。写真右建物に東側入り口が半分隠れている。ホール左側に見えるのが南側入り口でここが一番見栄えのするところであるが工事中のため近づけなかった。撮った写真の中ではこれが一番美しく写っていると思う。ポントストリートのところでも述べたが赤レンガ・テラコッタと青空のコントラストは日本では東京駅ぐらいしか記憶にないのである。