ポント・ストリート

 ポント町ではない、ポントストリートである。しばらく歩いてあるとテラコッタの建物が現れた。ナンテコッタではないテラコッタである。ここまでディスプレーされてしまうと見事なものである。しかも空のきれいなこと。この青とテラコッタ・赤レンガの奏でるコントラストがたまらないではないか。
 上の写真は交差点であるが、そこから右側を写したものでスローン・ストリートである。道が一つ違うだけで景観がまったく異なるのも楽しいものである。
 教会から進行方向の逆を撮ったものである。撮影者はもちろんのりたんである。つっくんのこの元気なこと。不思議とこの日はまだ暑くなかったのである。風も適度にあり、緑の葉もさわやかな音を立てていたのである。
 1枚目の写真の交差点から300mほど行くと、初めて色合いの違う建物に出会った(とはいっても多少は違う色合いの建物はあったが…)。白い壁の教会である。テラコッタと赤レンガの中に映える白亜の塔。衆人の信仰の場であるならば目だった方がいい。それも無機質な色合いなのに目立つのはこの通りの特権であろう。