リージェント・ストリートB

 この稿トップの背景写真に使ったものである。美しいカーブがリージェント・ストリートの特徴でもある。五階建ビルが道の両側にカーブを描いて延々と伸びている様は非常に美しいのである。
 リージェントストリートの端っこにあるのがタワーレコードである。品揃えも豊富だが、日本のように目立つ宣伝があまりないようである。これもお国柄かもしれない。
 ロンドンのへそ、エロスの像である。エロスとは恋愛の神のことである。恋の矢を放った姿で、その目の先には恋の矢が刺さった人間がいるのであろう。とても素敵である。調べてみると、これは間違いだそうだ。「キリスト教的慈愛を表す天使」というのが正しいそうだ。正式名称はShaftesbury Memorial Fountain-シャッフツベリー・メリアル・フォンテインというそうだ。
 エロスの像から、ひょいと右に目をやるとなんと、ヴァージン・メガストアーがあったのだ。この道の右側がセント・ジェームス、左側がソーホーと言われる所である。sohoとはその昔この辺りが草地で狩猟場だったころ、獲物を見つけた時の合図に使われた言葉(so-ho)だという。今ではロンドン一の遊び場になっているという。そうそう行きそびれた中華街もここにあるのだ。
 本場、ヴァージン・メガストアーの正面である。中に入ってみたが、残念ながらMikeOldfieldのCDとDVDの品揃えはそれほど良くはなかったのである。最新盤のTubularBells2003も置いてなかったのである。それもピカデリーサーカスのヴァージンである…。
 ちょと思い入れが強すぎたかな。