擬態(8/7 ヘレフォードの食事から)

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 ああ、失敗したのである。食事をとったインディアンレストラン(カレーハウス)の写真を撮るのを忘れたのである。「駐車場」に車をとめ、お目当てのレストランの間際まで来た時にレストランのとなりにクレープ屋さんがあり、つっくんが目を奪われたのである。店先で鳥が擬態で敵から自らを守るような格好でクレープ作りを見つめているのである。クレープ屋さんのお姉さんは大笑い、のりたんは赤面、ゆきたんくは「"Tsukasa, Which it is not here."などと言いながら手を引いて引き離しレストランに入ったのであった。カメラはとっさにポーチのポケットに突っ込んだのであった。
 注文をし、お目当てが運ばれてくる時にインド系のボーイさん、機嫌が悪いのか料理の皿を投げるよう置いていく。「乱暴な、チップはあげなくていいな」と思いながら食したが、それが旨いこと旨いこと。あっという間にたいらげてしまったのである。
 ははっ、カレーの写真も撮るのを忘れてしまったのである。
 彩りが鮮やかな四種類のカレーに長さ40pもあるナンなどは写真に収めておけばよかったと思った。ううん、残念である。