迪化街へ

 さあ、そんな訳で午後予定の迪化街に向かう前に一休みである。

 ホテルに一旦戻る。 
 これで「アサヒぐつ」って読むのかな?
 ホテルの近所にこんなにきらびやかなところがあるのには気付かなかった。

 朝の天気予報はだいたい雨。
 朝の散歩をしなかったことが気が付かなかった理由だろう。
 さて、午後のスケジュールだ。

 約3時間空いたが何があったか・・・

 今回、ズボンを1着しか用意しなかったゆきたんくのために、S氏がホテルのランドリーで洗濯をしてくれたのだ。本当に感謝である。目上の人に気を遣わせてはいけない。

 すっきりと洗いあがったズボンを履き、午後のお出かけと相成ったのである。
 台北駅に沿って東西に「市民大道」という道が走っている。

 この道の近周囲は建物が近くに建てられてはいない。
 日本の首都高速だと、建物の間を縫って道路が走っているのとは違う。

 そして市民大道を越えると、街中に感じになる。

 ホテルから20分ほどの道のりということだが、未知の道(しゃれではありません)を歩いていると時間を長く感じるのはなぜだろうか。 
 「川合」とか「日式」とかいう字を異国で見るとなぜか安心する。
 「防空避難室」・・・


 先日、総督府の近くを歩いている時にS氏が言った、「台湾は戦時下なんですよ。」という言葉が頭に浮かんだ。

 日本人は平和ボケしているのは間違いないだろう。