メインストリート

 門を通って右側に見えるのが「国家戯劇院」だ。

鼓弓を思わせる屋根の色がきれいだ。
 門を通って左側にあるのが「国家音楽庁」だ。

この二つの建物にちなんだ催しの雰囲気は一つもなかった。

 この広場で掛け声をかけながら、走り続ける体育会系の若者たちと、傍らでクネクネダンスの練習をしている女子学生が目立った程度だった。
 高さ70mある本堂の大きいこと。

北京の天壇を思い出してしまった。
あの時はオリンピック前で改修工事が入っていて十分に見ることができなかった。

こちらの方がスケールが大きくて綺麗な気がする。
もちろん建物のもつ意味合いは違うだろうが、間近で見た方が、しっかりと文化に触れた気がするのである。