仁川国際空港高速道路

 空港に着いた。

この空港が本土(と言ってよいのか)から離れた島に造成されているのは、香港のようでもある。

啓徳空港からチェクラップコク国際空港に移転したのには空港機能の限界からだが、国内線専門になった金浦空港は、天候不良の場合などのために国際空港としての機能は残してある。。
 仁川国際空港高速道路を気持ちよく走っている。

この国際空港はもともとあった二つの島(永宗島と龍遊島)の間の干潟を埋め立てて造ったものである。

その空港に着く前にも干潟を通る。
 行きは何の関心もなかったが、帰りは感傷的になるのか、実に感性が敏感である。
空港に着く前に干潟の真ん中を通る。
その干潟が一面真っ赤でとてもきれいだった。
ガイドさんが説明していたような気もするが、景色を撮るのに夢中になっていた。
調べた人がいて、「シチメンソウ」という塩性植物だとか。
それにしても見事である。