明洞へ

 ソウル最大の繁華街で日本語が通じやすく、観光客に人気NO.1とガイドさんから説明を受けた。

 いやぁ、人の多いこと。
 バスを降りる前にそれを感じた。

 ゆきたんくは人ごみは嫌いなのである。

 体がでかいのを気を遣わなければならないからである。
 味平ラーメンにふと、漫画を思い出し、一瞬韓国であることを忘れていた。

 新しい建物が多くとも、そこは東洋なのだということが頭にあるからだろう。

 ヨーロッパでは日本を思うことはない。
 この風景も日本的である。

 何がって、横断歩道前のひし形を見た時にそう思ったからである。

 この表示が日本だけのものではないことは知っている。ただ記憶との共通点を探るとそういう気持ちになるのである。