景福宮広場(キョンボックン・クァンズァン)

 正面に見えるのが、勤政殿だ。

この景福宮の正殿である。

つまり、この石畳は勤政殿の庭先ということになる。
 この石畳は日光による眩しさを減らすためにわざと荒く削ってあるのだそう。
 右写真は臣下達が階級別に並ぶための品階石である。

 左写真の品階石は「正九品」と彫られている。

 右の一番手前は「正八品」。 勤政殿に近づくに連れて、一つずつ数が減っていく。
 この丸い金属の輪は、王と官員たちが朝廷に集まっている時、日光や雨を遮る天幕を貼る時に使ったものだそうだ。
 中央の盛り上がっている道は、王だけが通ることのできる道である。