興礼門(フンレムン)

 興礼門(フンレムン)とは正面入り口の門である光化門(カンフアムン)から数えて2番目に位置する門である。
 この右の写真は興礼門のある広場につながる協生門(読み方は分からない)である。
 この広場は衛兵交代が行われる場所でもある。
 2階建ての建物で、1916年に朝鮮総督府が建てられたことにより撤去され、2001年10月に復元され、昔の姿に戻った。興礼門と勤政門(クンジョムン)にわたる空間は、王を護衛する兵器や軍事訓練を担当する近衛隊が配置された場所で、王の安全が最優先されていた。
下写真は協生門と対になっている広場西側にある用成門で、奥に見えるのが国立故宮博物館だ。
 この造りを見ると北京の故宮を思い出す。

風水に基づいて造られているからだろう。