朝食

 さあ、旅の楽しみの一つ、朝食の時間である。ここはバイキング形式。今日は何を食べてやろうか。
 食堂の入り口を飾っていたのは、お菓子の家。デザートにいただきたかったのである。
 さて、ええかっこしいはするものではないと思った。
 ここでは卵を好きなように焼いてくれる。
ゆきたんくはかっこよく、「Sunny side up.」と言って卵を焼いてもらった。
 焼いているボーイさんが何回か、「Turn over?」と聞いてきた。
 食事の後で気がついた。ここは日本ではない。黄身にも良く火を通さねばならなかったのである。
 フォーとパンをもらいに行ったら、テーブルの上のコーヒーが下げられていた。そしてカメラとガイドブックも提げられていたのである。これは入り口の案内の所に保管されていた。

 さて、卵の件だが知らないというのは恐ろしいものである。今日はクチに行く予定だが、途中で腹が痛くなったらみんなに迷惑をかけるなぁと少しビビッていた。