ゆきたんく

 腹も膨らみ、少し眠いくらいだ。デパートの外で車を待つ。運転手さんもどこかで食事をしているのだろう。そうそう、今日は義父母とおーちゃん、そして義姉と子供2人のお出かけだ。義兄は正月休みのほとんどをゆきたんくとおーちゃんのために当ててくれたのである。本当に感謝だ。この項で言うのも何だがインドネシア初体験の自分たちがこれだけ様々な所を見て周ることができたのは義兄夫婦のおかげだからだ。
 いよいよ出発だが、義姉がおいしいから食べさせたいと言っていたインドネシア風お好み焼きがある。先日パダン料理を食べた店の隣にあり、もう予約を取ってあるという。
 ブロックМから義兄のアパート方面に向かう。パジャイも何台か見ることができた。
ここらはパーキングターミナルがあることからブロックМの中心ではないだろうか。一番にぎわっていた感じもする。
 義兄のアパートメントから1kmほどのところにあるお好み焼き屋についた。店の外観がパダン地方の家屋の造りなのですぐ分かる。お好み焼きはまだ焼きあがっていなかった。待ち時間をここの駐車場で過ごす。周囲をゆっくりと見ることができて楽しかった。小さな店がたくさん並んでいる。しかし、よく考えてみると義兄のアパートメントから見た、下層階級の方々が住むエリアと繋がっているのだ。
 周囲の店は小さくて乱立している感じだ。一生懸命生きているのである。

レストラン Sederhana Bintaro
 義兄のアパートメントはアパートの入り口でセキュリティガードがいる。警備員室で顔と身分証を見せ、さらに地下駐車場入り口では機械にカードにあるコードを読み取らせなければ遮断機が上がらないのだ。これで車は入れるが、人もセキュリティガードに顔を見せ、自分のカードを読み取らせなければ自分の部屋に入れないのだ。すごいものである。