ゆきたんく

 いよいよ日が暮れる。今日はジャカルタ南部を堪能した一日になった。
なぜか日本食が恋しくない。インドネシアの食事はゆきたんくの口に合うのでありがたい。しかし、おーちゃんが限界のようだ。
 帰り道「お○○君、夕飯は何が食べたい?」と聞いてくれた義兄である。きっとおーちゃんの状態を見て、何か感じていたのかもしれない。父親のゆきたんくは、食えればいい人間だからそんな気遣いをすることはできないのだ。