ゆきたんく

 ロロ・ジョグランを正面に見ることができる通路まできた。いよいよ出口かと思いきや、ラビリンスに突入してしまっのである。名づけて「お土産屋さんのラビリンス」。出口が見つからないのだ。進めど進めど土産物屋ばかりである。出口までの通路は細々とあるのだがその両側には店があり、店主は一生懸命に声をかけてくれるのだ。その怖いこと、楽しんでしまう余裕があれば良かったのたが、出口がこちらで良いのかはこの時は分からなかったのである。
 義兄? ゆきたんくが写真撮影に夢中になっている間に先に行かれてしまったのだ。そんなの当たり前の話である。
 数分後、駐車場に無事生還することができたのだ。