ゆきたんく

 第一円壇は実に見晴らしがよく、麓にある様々な建築物も良く見える。ホテルなのか宗教施設なのかはわからない建物もあった。
 実はこの時にガイドさんが話した中に、ボロブドゥールは前方後円墳の上に建っているというのがあった。もっとも前方後円墳というのは、古文時代の墓のことである。そしてそれは日本における古墳の一形式だ。しかし、近年の研究では朝鮮半島西南部でもその存在が確認されているという。倭人領主の墓だということだから日本とのつながりはある。
 今思うと、ガイドさんが言いたかったことは、前方後円墳に似ているということだったのかもしれない。日本の勉強をしていると言っていたこと。ここにある前方後円墳の長さは約250mと言っていたこと。(300m近くある)いい加減な数値を言っているのではないということ。下写真はグーグルアースをキャプチャーした写真だ。確かに前方後円墳の形に似ているし、そのように土地が膨らんでいるのだろう。