ゆきたんく

 かつての皇帝が書の練習をした場所である。今の呼び名はと建物の周囲を探したら、建物の入り口の所に「故宮売店」とあった。
 内廷との境にある城壁の高さは約10m、侵入ができないように作られているのだ。しかし、店の前のこの扉はなんのためにあるのだろうか。故宮商店の中では高名な先生の書の実演が見られた。もちろん売り物であるが、どんどん値が下がるので購買意欲は逆に萎えたが、書自体は素晴らしいと思えた。