玉瀾堂ってとても素敵なネーミングだと思う。その名前を冠した建物の鮮やかさ、調度品の華やかさにマッチしていると思う。しかし、それとは裏腹に西太后は10年にわたって光緒帝を軟禁し、夏季にはこの玉瀾堂だったという。
光緒帝が軟禁された部屋には、天井に届くほどの石磚(いしがわら)の塀が残されている。これで光緒帝と外界との接触を絶ったという。
当時のままの調度品。