ゆきたんく

 逆光で撮ったので写真には手を加えてある。宿泊先の燕翔飯店の庭にあった石と同様のものである。この時までもともとちゃんと彫られていた像が雨風による侵食で形が崩れたと思っていたのである。実際は水の中に沈んでいた石を引き上げ、ありがたいものとして祀る風習があるのだという。
 この石は1886年に頤和園が再建された時にモルガン庭から持ってきそうである。黒く、艶のある石は長寿の神とするので寿星石という名前になったそうだ。