媽閣廟

 ここがマカオ最古の中国寺院だそうだ。僧侶ではなく漁民によって建てられたと言われている。よって船員や漁師の守り神である阿媽(アーマ)を祭ってあるので阿媽閣(アマコック)とも呼ばれ、これがマカオの地名の由来になったそうである。地元の方だろうか、入り口付近に線香を売っている人達でにぎわっていた。
 これは媽閣廟入り口にあったシーサーとも狛犬とも区別のつかない象である。これもなんらかの形で日本に渡って来たものの原型かも知れないと思いつつ、しばらく眺めてしまった。よーく顔を見ると何か語りかけてくるような気もしてくる。
 三本の線香(文武廟)や絵馬、そしてシーサー?など、歴史の勉強をしてみると一本の線で繋がっている気がして仕方がない。
 香港の文武廟同様、渦巻き型のお線香を焚いていた。やはり、日本でいう絵馬のようなものだそうだ。線香の香が漂い、何か静粛な気持ちになってしまう。また、亀を飼っており、その亀に小銭を当てると幸せになれるという話があったような気がした(記憶が曖昧だぁ、すみません。)