幻のピクトリアピーク

景色は最高だぜぃ この日はビクトリア・ピークに行くということで大変楽しみにしていたのだが、空は曇天であり、ピークは雲に包まれていた。張さんの話ではそこからの景色は見えないということで断念したのである。見晴らし台のある所でバスを降りた。地図で見ると「司徒抜道Stabbs.RD」とある。灣仔を一望することができた。地震がないということで高層ビルがたくさん建っている。正面には78階建ての中環廣場(セントラルプラザ)が目立っていた。
そりゃあ374bで78階もあればねぇ。
 他の項でも述べているが、帰国して一番悔やんだのがこの写真の風景についてである。立っている香港島と向こう岸九龍の間には維多利亞(ビクトリア)港があり、高層ビル群がそれぞれの主張をしている。薄い霧が幻想的な演出をしているのがにくい。張さんがクイズを出してくれたが、その答えというのは電柱・電線がないということだ。ビルの谷間を比較的低い建物が埋めていたが、そこには景観を損なう電線は見当たらなかったのである。 九龍の町並みが見え、霞んでるぅ。
みんな高いなぁ。 この写真の中で一番高い建物は分かるだろうか。写真中央の円筒形のビルの左隣にある細いビルである。建築中のビルで、完成時の高さは412mをだという話だ。現在一番高いセントラルプラザよりも38mも高い訳である。灣仔(ワンジャイ)から銅鑼灣(コーズウェィベイ)までを結ぶ告士打道(GloucesterRD)沿いにはこれでもかというくらい高層ビルが立ち並ぶ。ゆきたんくは東京の出身で新宿などはよく出入りしていた。ビルの高さにびっくりしたことがあるが、ここと比べてしまうともう問題外である。
 この写真は何のために撮ったか思い出せないでいた。よく考えたら、セントラルプラザの右下に位置する、香港會議展覧中心を写すつもりだったことを思い出した。この次の観光場所が香港會議展覧中心だったものだから写してみたのだが、なんと新翼の小さいことに驚いたことを思い出したのである。 やっぱりこのアングルだね!