八紘一宇

 八紘之基柱(あめつちのもとはしら)は別名「八紘一宇」の塔とも呼ばれている。
戦後の一時、この碑文と武人の象徴であった荒御魂(あらみたま)像が撤去された。
そう、GHQの命令である。
塔内に収納されていた秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)の揮毫である「八紘一宇」も撤去処分の対象になったが、宮崎県職員が宮崎神宮の倉庫内に隠したという(天晴れ)
 神武天皇の「八紘一宇」の御勅令の真の意味は、天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと、つまり世界平和の理想を掲げたものなのです。昭和天皇が歌に「天地の神にぞいのる朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」とお詠みになっていますが、この御心も「八紘一宇」の精神であります。 

   
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