端島の南側

 船はだんだんと島から離れる。
 島の南西側だ。
立ち並ぶ施設で調べて名前が分かっているのは、「種込室」とクレーンだけだ。
海に浮かぶ右の二つは、手前が旧積込桟橋橋台、奥が積込桟橋橋台である。
 どうしても写してしまう3号棟。
 戦艦土佐。
 端島小中学校が見える。

出来れば、校庭に立って建物を見たい。
 端島神社。
この神社に建てられた碑も近くで見たいものだ。
 島最大の住宅、65号棟の屋上。
 かつて欲しくてしょうがなかった緑に、無人島になってから恵まれた軍艦島である。

 3号棟と右にある2号棟だ。
 軍艦島をバックにY氏と記念撮影。

なかなかのオタクな人物である。
 X階段も間近で見たい。
  端島神社本殿に手を合わせたい。
 一考察。

 だいぶ中が吹き抜けている。
 その分、建築物にかかる負担は少なくなるのではないだろうか。 
 手前煉瓦の建物は、四抗の巻き上げ機があった所だ。

 その上には五十段と呼ばれる階段がある。
 少し離れてみると、位置関係が分かる。

 五十段は左に行くと、作業地帯を隔する位置で島の南西端の方へ沿道として伸びている。
 新しい船が来た。

この船の乗客も感動して帰ることは間違いないだろう。
 思いのままに写真を撮る。

端島神社本殿。
 端島神社の鳥居と

右に建つのは慰霊碑だ。
大久野島を思い出す。
 海底水道パイプの通り口を島の外側から見た図。
 30号棟から南西側の景色。
 島の端。
東シナ海の波を防護する防波壁。
個々の部分はコンクリートが厚い。
 端島神社は実は建物についた番号は1番だ。
1号棟なのである。
 拝殿は木造で全壊。
 本殿はRC構造で、写真の通り現存している。
 島内で一番高い所にある3号棟。

この基礎部分にも、アマカワが使われている。

この高さまで波が上がったり、台風で雨が降り注いだり、水への耐性が求められていたことが分かる。 
 端島小中学校の7階の角部分だ。
 全景を取れなかったX階段。

   
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