平和公園

 この写真に写る川には、原爆投下後無数の死体が浮いていたという。
 戦後60年経ったが、当時のことに直接関わった方々の記憶の中では鮮明に当時のことが残っているという。
 こんな時にマンホールのふたの写真を撮ってと思う方もいらっしゃると思うが、ゆきたんくはこうして心のバランスを取っていたのである。
 ここ平和公園は、平和の像しかしらなかったが、様々なものが施設の中に残されている。
 そして平和公園というのは5つのゾーンに分かれていて、ここは「平和公園…願のゾーン」というのが正式名称だそうだ。
 いつも記憶に残るこのポーズだが、@垂直に高く掲げた右手は原子爆弾の脅威を、A水平に伸ばした左手は平和を、B横にした足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、C立てた足は救った命 を表し、D軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っているという。意味づけをしっかりと頭に入れて、あらためて像をみよう思う。