宮の町2

 このような狭い道は好きだ。
目には見えないが、時間帯によってはここで賑わっている奥方たちの姿が浮かぶ。
八百屋小路という名前も生活臭がして良い。

 通りにでたら、精霊船製造直売の字が目に飛び込んでくる。
 精霊船を川に流すのは、この地域(長崎県出身のさだまさし氏の歌に精霊流しがある。)の方々の生活の一部なのだろう。