天神広場

 大宰府で賑やかなのが、ここ天神広場である。ここに生えている木々はご神木なのだろう。切られることもなく、高く伸びるのであれば、屋根に穴を開け、伸びるままに。

 その先で葉が茂り、その緑が目にとても涼しい。
 筑前国主小早川隆景が5ヶ年かけて造営し、天正19年(1591)に竣工したのが現在の御本殿だという。築400年以上を経過した現在でも桃山時代の豪壮華麗な様式を見事に伝えている。国の重要文化財である。

 その手前に位置しているのが、「飛梅伝説」で有名な飛梅の木である。