ゆきたんく

 はりまや交差点の近くに地下駐車場を見つけた。ここに車を停めてゆっくりと見ることにした。
 駐車場を出て、階段を上ると正面には路面電車(土佐電鉄ごめん線)のはりまや橋駅があるではないか。
 ここから歩いて3分ではりまや橋に着いた。
 橋を渡ったり、写真を撮ったりとうきうきのゆきたんくである。周囲を歩く人には目もくれずマイペースのゆきたんくである。もう、こういう時には子供にかえってしまうゆきたんくである。
 ある程度経って興奮が収まると、周囲のものに気づきだす。コンクリのはりまや橋がある。灯篭もある。もちろん、この赤い橋は復刻的なものだというのは分かる。

 旅に出る前に、職場の同僚(旅行好きの女性)から、「はりまや橋なんて言っても、コンクリートの橋があるだよ。あまり期待しない方がいいわよ。」なんて聞いていたが、コンクリの橋とは、この橋のことだろうか。

 とにかく同僚が旅行した後に復刻の赤い橋ができたんだろうと思った。
 能書きは橋のところに書いてあったが、写真に撮って後で見ようと思ったら、あまり見えなかったので詳しいことはすぐには分からなかった。

 帰宅してからレタッチソフトでできるだけ見えるようにしたのだ。(平成5年再現)
 ここに純信、お馬の記念写真フレームがあった。甘味のお店の提供である。

 ふざけて撮ろうとしたが、我々3人の頭はでかかったのである。