ゆきたんく

 さあ、運転をF氏に任せ、ゆきたんくは助手席で助手もせずに、写真撮影である。だんだんと日が暮れてきた。ある程度明るくないと良い写真は撮れない。ましてゆきたんくの腕である。カメラのシャッターを切っても映るのは渋滞の様子だ。
 気持ちがあせるゆきたんくである。一方、後ろの座席でK氏はのんびりと構えている。