ゆきたんく

 さて雄大な馬の背の裏舞台である。おーちゃんとつっくんの兄弟が相変わらず戦いの続きをしているのである。ゆきたんくは文字通り高みの見物である。「もっとやれ〜」なんてね。そして海へ視線を移し雄大だねぇ、なんてやってるとのりたんがすごい勢いで兄弟の所へ走っていく。母親は強いのである。兄弟の喧嘩は修了したのであった。
 さて、つっくん、おーちゃんの順で戻ってきている。のりたんは海辺へ近づいている。ゆきたんくも少しずつではあるが海辺へ近づいている。
 風が強く波も白く砕けながらぶつかってくる。遠くの島も独り残されて寂しそうである。夏でこうだから冬はどんな景色になるのであろうか。1回実際に見たいものである。
 ふと足元を見ると貝殻の欠片のきれいなこと。特に桜色のものが気に入った。やはり日本人だからかねぇ。