浄蓮の滝

 さて、生まれて2回目の浄蓮の滝である。

 最初来た時には、滝までの坂を下るペースがつかめず疲れてしまったことを思い出した。


 「飛馬、あの星をご覧・・・」

 あっ、「巨人の星」ではなく「伊豆の踊子」だった。

以前来た時と、何の変わりもなくゆきたんくを迎えてくれた、「私と薫さん」である。
 前回は、正面からの写真を撮っただけで、その周囲に気を回す暇のなかったゆきたんくである。

 今回は弁財天様の御姿もしっかりといただきました。
 「弁財天縁起」、「女郎蜘蛛の伝説」、」「天木の九木制」、「与謝野晶子の歌碑」など、前回はそのほとんどをスッポカシて滝へ続く階段に移動していた。
 2回目ともなると、なんとなくペースが分かってくる。

 心に余裕を持ちながら階段を降りるのであるが、8年近い年月が経ち、足腰が衰えていることを考えていないとインディージョーンズの世界になりかねない。
 幅7m、落差25mと小ぶりの滝ではあるが、その姿は美しい。 滝の右側にある柱状節理もアクセントとして滝を引き立てているように思える。
 滝から川になるのたが、その周囲を歩いてみる。

水がきれいなだけあって、ワサビの名産地である。

この滝の近くにワサビ田があって、その葉がとてもきれいだ。
 わさび屋で飲むわさびラムネは、もう出来上がりの品があるのかと思ったら・・・

 ラムネの栓を抜いて、摩り下ろした生わさびをビンの中に詰めるというものだった。

 うん、とても刺激的な飲み物であった(笑)