五平餅とコーヒー

 さて、今年は昨年と違って暖かい。昨年は気温が低く、ギターを弾く手が冷えてしまってしょうもなかった。コーヒー茶碗で手を温め、近くのストーブで手を温めたりした。
 今年は割合暖かく過ごすことができた。写真はわたしとたんぽぽ姉妹の五平餅&コーヒーである。テーブルは青のシートがブラインドになっていることから少し青みがかっている。
 これが噂の五平餅である。みそがぐつぐついうほど炭火であぶり、火から口へ運べるという焼き物を食べるには最高の状態で食すことができた。味噌が香ばしく、もう最高。ここ(陶芸舎)へ来ることの楽しみの一つがこの五平餅なのである。
 屋外である意味、行儀悪をすると食べ物はよりいっそう美味しくなる。すごく得をした気分である。
 
 そして、作品の茶碗で飲むコーヒー。うまいですよ。いい空気、いい水、いいコーヒー、そして茶碗。すべて揃ってパーフェクトではありませんか。
 こうなると館長BRAT様はご自分の作品で飲むであろうと思うのは自然であろう。
 上写真の中がBRAT様の茶碗である。下写真をみればその招待は一目瞭然である。紙コップの腹に曹ェマジックで書いてあるだけである。「それって焼いたんじゃないよね。」
「燃えちゃうじゃない。」「やっぱりね。」という会話が寒さを誘う。
 とにかく、美味しいコーヒーで体が温まり、五平餅を賞味する幸せ。一月に一回は味わいたいものである。