ゆきたんく

 皇居のお堀である。かつては徳川幕府の繁栄を示した江戸城であった訳だ。この幅広い堀、そして高く築かれた敷地。最初は高台に館を作った(12世紀)ことに始まったのであるが、それからやく八百年以上もの間建物以外の大きな変化がないゆるぎない歴史をその佇まいから感じさせてくれる。