ゆきたんくの思い出の中で、絶対に頭を離れなかったのが、ここ交通博物館である。レンガ色のアーチ、入り口の旧新幹線。小学生の時の憧れが盛り込まれている場所なのである。
もう一つ、今は亡き母との思い出の場所でもある。自営業の店の休日(火曜日)には学校から帰ってくるゆきたんくの手を引いてここまで連れてきてくれたのである。特急列車のビュッフェがそのまま入ったような食堂で食べたカレーの味は忘れられない。