ゆきたんく

 長瀞の岩畳。ゆきたんくは初めてお目にかかるのである。国指定の天然記念物だとか。驚いたのはここにある岩が一枚の岩の塊であるということだ。
 また、地質学的にも重要な地で世界各国にいくつかある「地球の窓」の一つだそうだ。
 荒川に浸食されてできた景観がとても素晴らしい。
 何層にも重なった岩が座敷のように見えるので岩畳というのだとか。
 ゆきたんくはそんなにカメラ暦は長くはないが、このところはカメラを構えると迷うことなくシャッターを押すことができるようになった。しかしここ岩畳はそのようなポイントが空間に数多く存在しているようだ。左写真の真ん中につっくんとおばあちゃんがいなければシャッターを押してはいなかったのである。
 向こう岸の岸壁に小さな鳥居がある。「へぇ、こんなところにも小さな神社があるのだなぁ」と思っていたら、後日近所のホームセンターで同じものを見つけました。
 岩畳を流れる川の色は青緑色である。
 もう言葉はいらないだろう。
 つっくんとばあちゃん。手の平サイズだったつっくんもおばあちゃんより大きくなった。
 川ではわざとボートから落ちて楽しむ人々も…
自然は優秀な芸術家である。
ほらっ、何て言ったっけ。そう、外国のお菓子ミルフィーユに似ているね。