ゆきたんく

 生まれて初めての行田市である。初めて知ったのは高校2年の秋、陸上競技を始めたばかりの私には「ハンマー投げ」の強い高校(当時…行田商高)があるということだった。名前も「いくた」ではなくて「ぎょうだ」と知ったのは随分の後のことである。ハンマーよりも足袋の町として、また埼玉県の名前発祥の地として有名だとか。
 ただ、味気なくかかっている肌色の歩道橋が多い中、こういう町のコンセプトが分かるものがあると嬉しい。
 国道125号線沿いには写真にあるような工夫がしてある。町の歩道によく立っている箱型施設に被せ物をしているのである。