地蔵岳

 さて登山である。
ゆきたんくは登山は苦手である。

あんまり標高が高くない山だから楽だというのだけれど・・・
 早速木の根っこがとぐろを巻いて待っている。
 細いロープがゆきたんくの身を守ってくれることはないだろう。狭いところを気を付けて進むのみだ。
 3歩進んで2歩下がるように,上がったり下がったり・・・
 こういうのを見ると安心する。
うん,あと800m。
半分まで来た訳だ。
 見覚えのある景色。

そう,もう少しで頂上だ。
 いろいろと立っている。

で,なぜここに緑泥片岩(りょくでいへんがん)の板碑があるのだろうか・・・
 と見るたびに思うゆきたんくである。
 調べんかい~
 この湖は大沼。
大沼とかいて「おの」と読む。
 大沼の東にある,赤城神社。
赤い橋が啄木鳥(きつつき)橋。

緑ばかりの色彩の中,紅一点のごとく目立つ赤。
 大沼もあれば,小沼もある。
こちらは小沼とかいて,「この」と読む。

満丸い綺麗な形をしている。
 さて,地蔵岳の頂上で十分に休憩したので下山だ。

勉強不足で名前も分からない,花の赤に目を休めながら,山を下る。
 うん,いいね。
 鋼線で補強してある。

崩れやすいのか・・・
 山の下の方が雲で見えない。
地蔵岳の標高からすれば,沿何は他かはないのだが,自然は重し命物を見せてくれる。

怪談が記で作られているのが有難い。 

   
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