ゆきたんく

 日光のことで最初に覚えたのは「眠り猫」か「陽明門」である。それにしても豪華な作りである。飾り金具と彫刻の多いこと、一つ一つ細かく見ていたら時間がいくらあっても足りない。異名の日暮門の意味が分かるというものである。
 いつも控えめにしている狛犬さんである。多くの人が気が付かないのではないだろうか。
 さて、近づいてみました陽明門。遠くから見るとその屋根のほうに目が行くが、近づいてみると通り道付近に視線が行く。龍の彫刻や中国の故事に基づいた人物の彫刻がある。「東照大権現」の金文字も青色のバックに映えている。さて、完璧なものはいつか崩れるということでわざと紋様を逆さまに彫った「魔除けの逆柱」はどっちだ?