ここも思い出の地である。湯滝の名前こそ覚えてはいないが、この滝の形だけは頭の中に残っていたのである。中禅寺湖から金精道路(国道20号)を登っていくと、道路脇に雪化粧の跡が見られるようになってきた。そして湯滝の駐車場で降りたとたんに体に刺さる寒さを感じたのである。それぞれの写真を見てくれたまえ。暖かさなんて微塵もないであろう。そしてこれから戦場ヶ原を一人出歩くゆきたんくであった。ゆきたんくの愛車イプサムは同僚が赤沼まで運転し、待っていてくれるのである。