さて、ゆきたんくの生まれた昭和である。江戸や明治・大正と一番違うと言えるのはヘルメットと照明であろう。露出部分も顔面とその周囲だけになり、一層安全であるといえる。また、靴も安全靴のようである。もっともトロッコを転がして採取した鉱石を運ぶのであるから足を轢かれないように、また轢かれても大事に至らないようにということだろう。
機械堀りだけでなく、発破も使って作業の効率化を図ったようである。