左写真は滝の横、火成岩が見せる特徴の一つ柱状節理である。初めて意識したのは静岡県の浄蓮の滝近くのものと爪木崎の海岸のものである。今回、華厳の滝を見て、柱状節理に目が留まったのも以前の経験があったからだと思う。火成岩が空気に触れている部分と内部とではかなりの温度差が生じる。ガラスのコップに熱湯を注ぐとコップが割れてしまうが、それと同様に岩石内に亀裂が入るのである。そしてそのスパンは一度に冷やされた量を表すのだそうだ。