日鉱が現在に至るまでの変遷を、その時々に使われていたものの展示によって紹介している。
日鉱の発展を支えたのは、やはり大煙突の建設だということが分かる。
ここに展示されていることやF氏の解説から学んだことは、世界一を目指すことが経済効果を上げるという結果を伴うこと、従事者の志気を高めることだ。
「競争がいけない」なんて風潮があるが、戦後60年で復興を遂げたわが国を誇りに思うのであれば、この日立の繁栄から学ぶべきだと思う。