登山4

 木でできた祠を見ると何故か安心する。
日本人だからだろうか。
 ヨーロッパだと岩の文化である。
 やはり木が良い。
 「北斗岩」
北の果てということだろうか。
 相変わらず見通しは悪い。

谷だろうか。

先は霧の中である。
 この人の手の入ったものがあると,生きた心地がするというものだ。

 特にこのような濃い霧の中では。
 分岐点である。

 先が見える(場所が分かる)というのは非常に有難いことだ。