何のことはない、黄昏時の写真である。そう、誰もがそう思うだろう。これはゆきたんくの両親が眠る墓の入り口から撮った写真である。父の実家に帰る時、墓には必ず寄るのだが、振り返った時の光景が素敵だったので写真に撮った。ゆきたんくは一人っ子である。両親と三人で黄昏時を過ごしている気分に浸ったのであった。