豊国丸

 大阪商船の貨客船だった愛国丸は1941年改装し日本海軍の特設巡洋艦として就役。太平洋戦争で主にインド洋での通商破壊を行った。1944年2月17日のトラック島空襲で被爆沈没。作家阿川弘之は台湾で予備学生の基礎教育を受けた後、愛国丸で内地に帰還している。その時の模様、また最期が小説『暗い波濤』で描かれている。
 という船で戦死した方々の名前が刻まれている。