セルリアンブルーというと、「鮮烈な青」とか、「やや緑がかった明るい青色」と辞書には載っている。歌手のさだまさし氏は1980年発表の「印象派」の中の曲「推理小説(ミステリー)」の中で、別れゆく恋人のドレスの色をセルリアンブルーと書いている。その時に当てた字が「暁闇色」である。この時の空の色は自分にはそのように見えたのだが、写真に撮って表現することはなんと難しいのだろうと思った。