雲国寺

 本日の関宿町めぐりの最初は雲国寺である。千葉県の北から数えて二番目の橋である関宿橋の近くにある。資料によると下河辺領主佐竹義経によって寛正5年(1464)に建立されたそうである。半世紀も昔の建物
 鐘楼であるが、あんな思い鐘をずっと支えている堅牢な作りは素晴らしい。一戸建てもだんだんに鉄筋のものが出てきているらしいが、これはれっきとした木造である。何回もあった地震にも耐えてきたのである。
 雲国寺の沿革である。左写真をクリックして大きいので見ていただきたい。
 本堂を横から見たところである。軒に下げてある鐘がワンポイントでかわいらしい。ここの天井には百人一首や、花の絵が描かれているという。今度来る時にはぜひ見たものである。
 土手沿いの道から見た正門である。群馬県館林市にある田中正造の墓がある雲竜寺もこのような感じであった。
 以前使われていた鬼瓦である。
 本堂入り口の軒を支える柱の横木である。こんなところにもかわいい花の彫り物を入れた昔の方の優しさは大切にしたいものである。