むかし、この近くに酒好きな老人が住んでいた。
貧しい暮らしなのに、外から帰るときには、酒に酔っている。
息子がいぶかって父のあとをつけてみると、こんこんと湧き出る泉をoo
手ですくって、さもうまそうに「ああ、うまい酒だ」と言って飲んでいた。
父の去ったあと子が飲んでみると、ただの清水であった。
この話を聞いた人々が「親は古酒、子は清水」というようになった。
各地にある子和清水、古和清水などはこうした伝説による泉です。
と案内板にありました。