ゆきたんく

 松戸市で最古のものだという土手沿いにある不動尊である。右上の写真にあるように慶安3年というから西暦に直すと1650年である。
 そもそも不動尊というのは不動明王の尊称であり、大日如来の命を受けて魔軍を撃退し、災害悪毒を除き、煩悩(ぼんのう)を断ち切り、行者を守り、諸願を満足させるそうである。制迦(せいたか)・矜羯羅(こんがら)の二童子を従えた三尊形式が多いというが、ここの不動明王様は三尊形式のようである。